十戸清水の板蕎麦(いたそば)

2,700円(税込)

※前日までにご予約をお願いいたします。


板蕎麦は、お客様がご来店されるその日の朝に石臼で手挽きし、さらにその日の朝に清流から採ってきたわさびを添えて、お召し上がりいただく当店の看板メニューです。

板蕎麦は皿そばの二人前分のお蕎麦の量になりますので、ご注文される方はお二人で食べられる方もいらっしゃいます。余ったわさびは持ち帰り頂けます。葉や茎は醤油漬けにするとツーンと辛味が美味しいですよ。レシピも用意しております。

※数に限りがございますので、お手数ですが前日までにご予約をお願いいたします。

※板蕎麦以外のお蕎麦メニューは、ご予約なしでご提供しております。

十戸清水の板蕎麦の“三つのこだわり”

1.毎朝石臼で手挽きする蕎麦

玄そばだけを挽くと殻がたくさん入り、蕎麦は黒っぽくなり食感が悪くなるので丸抜きに玄そばを少し混ぜて挽きます。

そして細かい目のふるいでふるって、さらに丸抜きだけを挽いた粉を粗い目のふるいでふるった粉を混ぜます。

こうする事で喉越しも良く噛めばプチプチと粗く挽いた粉がつぶれ豊かな香りと甘みが口の中で広がります。

2.毎朝収穫する十戸の清水で育った「北村わさび」

「北村わさび」さんは三百年近い栽培の歴史があります。

わさび田の周りの岩間からはミネラル分などを含んだ湧き水が流れ、その養分だけで育ちます。種まきから収穫まで1年半から2年かかります。種をまき、2~3ヶ月後にわさび田に移植、さらに3ヵ月後、成長の良いものから順に間引き、定植します。

定植から1年後にやっと収穫が出来るのです。

「わさび」は大変手間がかかり限られた量しか栽培できないため、これまで京阪神の市場にしか出荷されていませんでしたが“当店のお客様だけ”にご賞味いただける事となりました。

3.十戸の豊富な清水

十戸は神鍋山の麓約5km南に位置します。

神鍋周辺に降った雨や雪が地下に浸透、火山灰土壌(天然フィルター)をゆっくりと移動し、少しずつ地表に溢れる湧き水となります。古くは生活用水にも困っている状態であったが、弘法大師が杖でトントンと突いたことから湧き出した、という伝説があります。

その水量は県内随一を誇り、毎秒700リットル(ドラム缶約3本)にも及びます。

地区では民家を縫うように水路があり、あちこちで「川いと」と呼ばれる洗い場を見かけることができ、

今でも野菜を洗ったり、ビールやスイカを冷やしたりします。

水温は年中11~13度。豊富で良質な湧き水の恩恵を受けて、わさびやニジマスの養殖も盛んであり、

清流の証ともいわれる梅花藻(バイカモ)やクレソンが群生しています。

板蕎麦の食べ方

板蕎麦は、蕎麦の香りとわさびの風味を一番に楽しんでいただきたいメニューです。

1.わさびをすりおろす

お出ししたわさびには茎がついておりますので、茎の部分を当店が切らせていただきます。

その後、鮫皮おろしに対してわさびを垂直に当て、大きな円を描くようになるべく力を抜きながら、わさびをおろしてください。


あまり早くにわさびをすりおろしてしまうと風味が飛んでしまうので、そばが茹で上がる直前にするのがおすすめです。

2.わさびを蕎麦に乗せ、まずはそのまま食す

適量のわさびを蕎麦の上に乗せて、まずはつゆにつけずにそのままお召し上がりください。蕎麦の香りと甘みがよく分かります。


次に、つゆにつけてお召し上がりください。かつおと昆布ベースのつゆの風味と合わさって、また各段に美味しくいただけます。

わさびをつゆにつけてしまうと、わさびの風味が損なわれてしまいますので、気を付けてくださいね。


余ったわさびはお持ち帰りいただけますので、ご自宅で葉と茎の部分は醤油漬けなどにしてお召し上がりください。調理レシピも、お渡しいたします。