蕎麦にとって、「打つ」「茹でる」「洗う」「だし」すべては、水が命。
先代が水にこだわり、豊富な湧き水のある十戸に店を構え、はや四十年。
十戸の水は地下水ではなく、神鍋山の火山灰土壌を通した湧き水が浄水されているため、水質はもちろん、水温が年間を通して11~13°と非常に低く、この清水のおかげで夏期でも蕎麦がギュッと締まり、強いコシをつくることができます。
つゆのこだわり
香りが豊かな羅臼昆布と宗田節
そばだしは、「かえし」と「出汁」を合わせ作ります。
当店のかえしは、醤油と味醂を合わせ加熱後、じっくりと寝かせた『本かえし』を使う事で、角の取れた丸みのある味わいに仕上がります。 開業以来40年以上継ぎ足ししてきた店の宝です。
出汁は、香りがよく濃厚な旨味と甘味、コクの強さが特徴の羅臼昆布と、コクのある出汁が取れる宗田節を使用。
当店自慢のそばだしは、秘伝の取り方により、角のない甘味と香りを感じるダシになります。